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2007年9月 6日 (木)

ごめんね。

昨日の塾での1コマ。中学校の女の子。表情を見るなり「あ!!今日、なんか違うな」と察知はしていた。そう、ハルはこどもたちの表情を見れば一瞬にして何を考えているな、ということがわかってしまう。それは100パーセントじゃないにしろ、かなりの確率であたる。なぜかはわからないけれど。

そんなわけで彼女の表情を見たときから何か疲れているというかそんな感じがしていたのだ。授業が始まると・・・うん!!やはりハルの勘は的中していた。

「これ、どうやるんだったかな?」という質問にも「さぁ?」「しらない!!」

ん・・・!?なんだかとてもとても反抗的だ。どうしたんだ?普段はとても素直でいい子なのだ。何があったんだろう。

「どうしたぁ?今日はなんだかいつもと違うなぁ。疲れてるのかな。何かあった?」といったけれどまったく返事が無かった。

ちょっと様子を見ていようと問題をホワイトボードに書きながら質問したりしていたけれどやっぱり反抗的な態度は変わらず。こんなにふてくされてるのをみたのははじめてだった。

あ・・・!!よく見ると・・・彼女の顔からノートにぽたっぽたっと。涙!!泣いている。

ハルは胸が締め付けられるような思いがした。

「あれぇ。どうしたよーー?そっかぁ。先生の質問の意味、難しかったかなぁ。○○ちゃん、ハルちゃん先生と似てて負けず嫌いだもんね。ちょっと悔しかったんだよね。そっかぁ。ごめんよぉ。ハルちゃん先生、反省だーー。○○の気持ちちゃんと考えないで一方的に進めてたよねぇ。」いったい何が原因かはわからなかった。けど・・・きっとハルの自分の経験からしてみても、今日一日のいろーんな要素があわさってそれでわっっと涙になってしまったんだろうな、ってね。

○○ちゃんは首を横にぶんぶん振っていた。

自分が今日、ふてくされた態度をとってしまっていること、そんな自分自身に対しても腹が立っているんだろうな。ほんとうにいい子だもの。ハルはどんな子だってみんなとてもとてもいい子だと思うから。みんなみぃんなそれぞれステキな感性持ってるんだから♪

それからは話題を変えたりしながら授業をしていった。彼女も何事も無かったかのように答え、笑っていた。

涙・・・それはいろんないらないものを洗い流してくれるものなんだ。ハルはそう思う。いらないもの、どんどん流していいんだ。

そして・・・ふてくされた態度。いつもいい子の姿ばかりじゃなくそういった態度もハルの前で出してくれたということはハルを信頼してくれているのだな、とも思った。ハルちゃん先生ならこのどうしようもない気持ちを受け止めてくれるんじゃないかな。そう思ってきてくれたのかな。彼女は一日何があったかわからないけれど、その一日で起こったいろんなことを自分のこころの中にしまって重い足を引きずってここまでがんばってきたんだろうから。

授業が終わったあと彼女は「先生、はい、これ。ぜったいにわたしが帰ってからみてね。」小さな紙切れだった。

彼女がみえなくなるまで見送ってからそっとその紙を開こうとした。なんだかものすごい緊張が走った。ふふふ。ハルも結構がんばったんだね。人のこころをわかろうとするのは大変なことだもんね。よくがんばった、がんばった、って自分自身をちょっとだけ褒めてあげたんだ(*^_^*)

紙切れには小さな小さな字で「せんせ、今日はほんとにごめんなさい。次は・・・あたし、がんばるから。」

うん!!ハルはもう彼女はいなかったけれどこころの中でちから強くそううなずいたよ。みんなちゃあんと感情を持っているから。たとえその一瞬は悪態ついちゃったとしてもね、それが悪かったなってこころのどこかでわかっているんだ。

そして・・・その後、こうしてちゃんとそのことを認めて「ごめんなさい」って。そう言えること。そのことをハルは認めたいと思う。あなたはすてきな子だよ♪って、ね( ^ー゚)b

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