中学生の「先生、あのね...」(ノ∀`♥)
中学一年生になった女の子がハルのところに息せき切ってダッシュしてきます。
「お、おぉ、どうしたのぉ、そんなにダッシュして~。」とそう言うと、
「ハルちゃん先生、あのね、あのね…」といいながら耳もとで内緒話みたいにして…
「あのね…出来たんだぁ!」と急におっきな声で!!
「うわぁ!!びぃっくりしたぁヽ(・ω・*)ノ 何、何?何が出来たのぉ?」と聞き返す。すると
「テスト!初めての中間テストだったんだよぉ。」
「え、ほんとにぃ~?すごいじゃん!!自分でそう思えたんだからすごいよぉ。へぇ、よく頑張ったね。」まだ結果は出てない。けれどハルは本当にうれしかったのだ。小学校のころはよくみていたけれどいつも出来ていても自信が持てずに「あってるかなぁ。自信ないよぉ。」って言っていた。
最近はもう中学生になってハルはあまりみることが少なくなってしまっていた。でもいつも気にかけていた。とくに算数が大の苦手、と本人はいつも言っていた。なのに…今日ハルにダッシュでやってきて報告してくれたのは…なんとなんと数学のテストのことだったのだ(ノ∀`♥)
「ハルちゃん先生にいっつも言われる<3回見直す>もちゃんとやったんだよ。」
「そっか、そっかぁ。やるなぁ。ハルちゃん先生もね、実は小学校の頃は学校のお勉強ではあんまり困ったことなかったにしろ、受験の算数ではねぇ…20点とかとってたもの(^-^;)けどね…かといって中学に入っても同じように出来なかったかと言うとね、全く別だったよぉ。だからね、今回わかったと思うけれど、中学から気持ちをあらたに頑張れば小学校までとは全く違って大得意になることだって可能なんだよ。」と言った。すると、えぇ、それはどうかなぁ…って感じだったけれどそれでもにこにことってもいい表情をしていた。
算数がニガテ。だからきっと数学も…って彼女はそういう風に今まで考えていたかもしれない。だから今回のことをきっかけにそうじゃないんだ。頑張れば、中学校では数学が自分の強みになるかもしれないぞ、そういう風に思ってモチベーションをアップしてほしかった。
ハルが20点しかとれなかったことなんて出来れば恥ずかしいし言いたくなった(^-^;)けどね…いいんだ!!そうやってハルが自分の苦い体験をさらけだすことで、きっと子供たちも自分の悩みや相談事を隠さずに話してくれるのだと思っているから(→ิܫ←ิ)
小学校から、中学校、そして中学校から高校へと進級するときはみんな気持ちを新たに頑張ろうって思っている。だからこそ、それを上手に利用してその気持ちを失わせないようにサポートするから、それによってモチベーションを保ち続けてほしいなってハルは改めてその子の表情をみてそう思ったのだ゚ヽ(*´∀`)ノ♬♪♫ ♬♪♫♡
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