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2006年12月18日 (月)

もっと...胸張ったれやぁああ!!

あのさ

「はいぃ??ぜんっぜん聞こえないんだけどぉ!!電車の音でぇ!!もっとはっきり大きくしゃべって~!!」

「えう、うん。あ~の~ねぇ

いや、聞こえてはいた。ちゃんとね。でもねわざと(^-^;)まぁたいつものようになさけなぁい小さな小さな声で電話してきたからねぇ。だからね、わざと。もっとしゃっきっとせんかぁい!!男やろぉ!!っていう気持ちこめてね。それでわざとそんな風に電話の向こうの相手に言ったのだ。

「あのさぁえっと。」ふぅ。いっつもこうなのだ。彼とはひょんなことから知り合った。

ある日の路上でやりあって傷だらけになってしまってどうやらみぞおちにパンチを入れられてどうにもこうにも動けない様子だった彼。

そのときたまたま通りかかったハル。いつもだったら、ちょっと暴走族っぽい人たちには関わりたくないなって思ってすっとすばやく素通りしてしまっていただろうと思う。

でも、その日はなぜだかねハルは立ち止まってしまったのだ。それで彼を近くに病院まで連れて行った。彼はひどく興奮していたし、なんだか女に引っ張って病院連れて行かれるなんてかっこわりぃよぉ!!みたいなことを最初は言っていた。でも、ハルは、「そっかぁ!!んじゃいいや!!」って今度は冷たくぷいっと突き放してみた、すると

「お、おい、ちょっとちょっと待てよ。せっかくだから連れてけよ。」なぁんて言うのだ。

ははは。ハル、知ってるんだもんね。前に鑑別所上がりのお友達が一人いて色々聞いていたのでね。うん、彼らって本当はさびしがりやさん。一人がニガテで、だから集団でいることで寂しさをしのいでいるんだって教えてもらった。彼も本当はひどくさびしがりやなんだろうな。一瞬にしてそんな風に感じた。ハルはだまって左手を引っ張って病院まで連れてった。

たいしたこともなく、その後は喫茶店で、お茶をしながら色々お話をした。高校は途中で退学になってしまったらしかった。自分のことをどんどん話す。珍しくハルがぺらぺら話す余地を与えられないほどだった(^-^;)

それからも、たまぁにケータイに電話がかかってきて、色々な話を聞いた。ハルは特に○○をしてやってる!!なんてこれっぽっちも思っていない。でも、それでも話を聞いてあげるだけでも、彼にとって何かプラスになるのならばそれでいいってハルは思った。

そして昨日。駅のホームにいたらまたケータイが!!

そしてちょっと話したいことがあるというので、急いで引き返して待ち合わせの場所まで行った。

「オレさ本当はゾクで、そのまんまいればいいなって思ってた。だけどさおまえを見てて、なんかそれじゃなさけねぇなって思ってきたんだ。オレは中卒で、おまえは大学の先の大学院まで行ってるだろ」そこでうつむいてだまりこんでしまう。

「ん??そんなん関係ないよぉ!!はっきり言ってうん、確かにハル、大学院まで行ってるからこんなん言ってもあんまり説得力ないかもしれないけれどさ、大学でも大学院でも単に行って学歴だけで生きていけると思ったら大間違いな世の中だもん!!はっきりいって学歴なんてなんの役にもたたないんだよ。逆にテキトーに通ってたりなんかしたらさ、その学歴が邪魔になるときだってあるって思うよ。あの人はあれだけの学歴あってもあれっぽっちの仕事しか出来ないんだね!!なんてさ。ようはね自分しだい!!自分がしっかりして堂々としてたら世の中はちゃんと渡っていけるんだよ!!遅すぎることなんて何もないんだ!!やろう!!変わろう!!ってそう思ったときから誰だって前へ進めるんだから!!ほぉら、いっつもそんなに背筋丸めて自信なさそうに~!!もっとしゃんとしなよぉ!!もっとおっきく胸かったれやぁああ!!ほれ!!ぐいっと!!おなかにちからいれる~!!なんかのインストラクターみたいじゃん()

「よし!!実はオレオレさうん!!おまえのその一押しもらったから決心ついた!!オレ手に職で、寿司職人目指すことにした。修行する場所ももう挨拶してきた。住み込みで働かせてもらうんだ!!」彼の目は今までみたことないほどにキラキラしていた。

「そっか!!すごいじゃん!!なんか変わったじゃん!!もうハルなんかに言われるより先に前に進み始めてるじゃんよぉ。すごい、すごい!!そっかぁおいしいお寿司食べられる日が待ち遠しいねぇ!!」なんだかうれしくてしかたがなかった。

「それだけ今日はどうしてもいいたかったから。明日から働くんだ。だから今日どうしてもね。おまえにありがとうっていいたかったから。」

「なになに??ありがとう!!よしてよぉ!!なんもしてないじゃん!!でも超うれしいわぁ!!寒さがいっきに吹っ飛んだ!!これからきっついこといっぱい待ってるだろうけど、ゼッタイ負けるなぁ!!ハルも負けない。またたまには連絡とろうね!!応援してる。目指そうね!一緒にね。」

彼がまた泣きそうな顔

しているのがわかってハルはわざとしらんふりをしていつも以上におっきなこえを張り上げてそういった。

大丈夫!!もう前へ動き出したね!!また強力なライバルができちゃったなぁ!!ハルも負けないぞぉ!!よぉおおおし!!がんばって~いきまっしょぉい!!年末に向けてまたまたひとつ気合いはいりましたぁ゚ヽ(*´∀`)ノ♬♪♫ ♬♪♫♡ 

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