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2006年6月 3日 (土)

美しすぎる花

 昨日の塾、帰ろうとすると急にもう1授業、高校生のをやってほしいと言われる。しかも授業もう始まってるし~!って思ったらまだ遅刻で、本人来ていないから、とのこと。コギャルちゃんらしい。

さっきまで小学生と授業をしていたので高校生の頭に切り替えられるかな~、いやいや切り替えなきゃ~!よし、じゃあいつものように最初から授業するって決まってなかったから授業ごとに用意するハルちゃんプリントはない。でも…つくっちゃえ!いつ来るかわかんないけど…来るまでにつくっちゃえ~!で必死にがんばる。出来るだけわかり
やすくでもこんなに急いでいるのにハルちゃんイラストも忘れずにいれて(笑)

ふ~。なんとか10分で数ページのハルちゃんプリントが出来上がったそのとき、コギャルちゃんあらわる!いや~間に合った~(→ิܫ←ิ)

実はこころの中に二人のハルがさっき争っていたのだ。

いきなり頼まれたんだしそんな準備なんて急には無理だよね、って必死に自分に言い聞かせてそのまんま待機だけしていようするハル。

いやいや、そんなのこっちの都合でしょ?生徒には全く関係ないことでちゃんと準備しておかないとだめだよ!ほらハルはちょちょいと用意できるでしょというハル。

で、後者がちゃんと勝って間に合ったのです(✿ฺ´∀`✿ฺ)

急いでその原本をコピーする。そして彼女のもとへ。あきらかに見た目はちゃらちゃらしたような格好だ。

でも…顔をよ~くみたら目がとても澄んでみえた。あ!この子はなんかきれいなものを持ってるな、って直感でそう思った。

とにかく話してみる。「はじめまして!ハルです!」すると…「あ~!ハルちゃん先生?しってる~。○○ちゃん教えてるでしょ?それでハルちゃんプリントとかつくってくれるんでしょ?あたしももらったんだ~!と言う。」

「え?ホントに?んじゃ、あらためまして!これが本物の生ハルです。ってなんか生春巻きみたいだね~(笑)今日もハルちゃんプリントちゃあんとあるよ~。」と言うと

「え~。うれしいよぉ!!」キラキラしてそう言った。

「勉強ってどう?」そういうとちょっと表情が曇って
「あのね、この前数学0点とっちゃった~。本当はね、頑張らなくちゃって思うんだ。親も心配してて毎日のように喧嘩になっちゃうの。」と。

「そっか~。でもガミガミ言われるんじゃつらいよね~。いらいらするよね~。」と言うと

「でもね、あたし…親とか学校の先生とかね、す~っごいムカつくのにね、でもキライになれないんだ~。なんでかわかんないんだけどね。」って言ってちょっと寂しそうに笑った。

「わぁ~。Aちゃんは優しいんだねぇ。とってもこころがきれいなんだ~。それってなかなかそう思えないもの」って言うと
「やだ~。先生、涙出てくるからやめてよ~。」ホントに…泣いていた。

その瞬間、ハルの脳裏にこんな言葉が浮かんだ。美しい…花。

こんなにきれいな繊細なこころを持っているのに容姿はきつく見えるためにみんな見た目で判断し彼女の奥にあるものにきづかないのだろう。

山奥にある毒キノコやへび。あまりに鮮やかでまぶしいほど、近づきがたいほどに美しい。でもそれは、自己防衛。本当は弱いものが他のものを引き寄せないことにより自分を守っているのだ。

Aちゃんもそうだ。美しすぎる花だ。あまりに繊細でどことなく自分に自信が持てないからメイクなどで自己防衛しているのだ。

そんなことを思いながらもとにかく授業はテストの得点ポイントのみを凝縮し15点分は完璧だね、と言えるくらいに説明と演習できちんと固めてから終えた。

「ハルちゃん先生は…あたしのこと、ちゃんとわかるんだね。見た目で…判断とかしないんだね。それが話しててすっごい伝わってきたよ。こんなに塾来てよかったって思ったのはじめてだ~。」そういってくれた。

ハルが口に出さなくとも彼女にはハルのこころの中も伝わっていたのだ。

「別に今日おわったからハイ、もう自分の生徒じゃないしノータッチ!じゃないからね。テスト前とかね、こまったら無理矢理でもハルをとっつかまえてとことん利用しちゃうんだよ!」と言うと、うれしそうに、うん!!って言った。

美しすぎる花。小学生相手の多いハルに高校生のキミがまたひとつハルにも自信を与えてくれたよ!!高校生の授業もこれからどんどんやってみたいなぁってそう思えたもの!!ありがとう(✿ฺ´∀`✿ฺ)

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コメント

ハルさん こんばんわ
う~ん これからハルちゃんて呼んで良い? なんかハルさん より ハルちゃんのほうが、親しみ感じるよね。 高校生のその子、きっと明日からでも何かが変わると思うよ! ハルちゃんも自身がついたのと一緒に、その子も自分を理解してくれる人がいるって、自身になるもん! ほんとは分かってくれるのが、お母さんだったりするといいんだけど、近すぎて ついつい文句ばかりになっちゃうし、 高校生の子も親じゃないから話も素直に聞けると思うよ。 そんな先生ばかりだったら、世の中の子供達はもっと自分を大切にしてくれると思うんだけどな。
今とっても、ハルちゃんと握手したいです~~!!

投稿: マヤmama | 2006年6月 4日 (日) 00時00分

ハルさん こんばんわ
う~ん これからハルちゃんて呼んで良い? なんかハルさん より ハルちゃんのほうが、親しみ感じるよね。 高校生のその子、きっと明日からでも何かが変わると思うよ! ハルちゃんも自信がついたのと一緒に、その子も自分を理解してくれる人がいるって、自信になるもん! ほんとは分かってくれるのが、お母さんだったりするといいんだけど、近すぎて ついつい文句ばかりになっちゃうし、 高校生の子も親じゃないから話も素直に聞けると思うよ。 そんな先生ばかりだったら、世の中の子供達はもっと自分を大切にしてくれると思うんだけどな。
今とっても、ハルちゃんと握手したいです~~!!

投稿: マヤmama | 2006年6月 4日 (日) 00時01分

マヤmamaさんへ

ふふふ♪もちろんハルちゃんって呼んでくださいね♪うれしいですよぉ(✿ฺ´∀`✿ฺ)

あのね、塾でもね、室長さんとかってみんな「○○先生」って呼ばれてるのに、ハルだけ、「ハルちゃん」とか「ハルちゃん先生」って呼ばれてるのです(^-^;)

やっぱり子供たちがそう呼ぶからかなぁ♡→ܫ←♡♪

でも、怒られてむなぐらをつかまれたりしても「ハルちゃん!!」ですから...なんかちょっと迫力ないですよねぇヽ(・ω・*)ノ

あ、そうそう、ハルのやりかたってやっぱり特殊なのか、普通の先生と違ってしまうので、やっぱり塾の方針とはあわないときもあってこういう風にやりあうこともあるんですよ。

でもね、ハルがやめますっていうとね、室長は

「ぜったい、やめさせない!!ハルちゃん先生を待っているあの子らはどうするんですか」って言われる。

意見が食い違ってもちゃあんと分かち合えるまで話し合って結局ハルを雇い続けた言っていってもらえるのは本当にありがたいですね。

でも...
いつか、いえいえ近いうちにハルは自分で、作ってしまうぞぉっておもってるんですよぉ!!

宇宙一のハルハルスーパースクール♪

ハルとおんなじ方針の人たちと一緒に!!

そうやって、ひとりでも多くの子供たちに希望を持ってもらえたらいいなってそう思ってます!!

マヤmamaさん、あくしゅ~..+'(◕ฺ∀◕ฺ)..+*

えへへ(ノ∀`♥)

投稿: ハル | 2006年6月 4日 (日) 11時27分

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