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2006年6月 6日 (火)

再会...

新宿東口、そうここがあの有名な「笑っていいとも」収録スタジオのアルタ前。人の波が途絶えることをしらないほどにごった返していた。

「ハルハル

ん??ハルって何か聞こえた??いや、これだけうるさいからなんか耳おかしくなったかなぁ。で、また気を取り直して歩き出す。

「ハルハルでしょ??」

あ!!今度は、真横にいるヽ(・ω・*) これは耳鳴りでもなく、本当に呼ばれていたのだ。

ん??だれ、だろう??一瞬、思い出そうと頭の中が必死でハルの中に眠る多くの記憶の糸の中から情報を整理し引っ張り出そうとする。

あぁ!!やっとわかりましたぁ(^-^;)

「てっちゃんでしょ?ね、そうだよね??」そういうと、彼は、コクリとうなずいた。

彼はどうしても自分のことを相手であるハルに思い出してほしかったらしい。ハルが必死で記憶の糸をたどっているにもかかわらず、横でじぃっと心配そうに、その様子を伺っていた。それも彼だとわかれば、彼らしい行動だった。

「えぇ??すっごぉい久しぶりだよねぇ!!あれから7年くらい??そのくらいになるよねぇ。」

「え?もうそんなんになるかぁ。あ、そうだよなぁ。お前なんか変わったよね。」

「あ、そう?っていいながら、ちゃんとこの人ごみの中、ハルってきづいちゃってるじゃん!!」っていうと、

「あ、それもそうだなぁ、ははは」とい笑いながらいう。なんかちょっと面白かった(^-^;)

高校1年生だったあの頃、それまでのマジメな優等生を脱ぎ捨てて、ちょっと暴走し始めたころだった。

夏休みに入って、ハルは、もう学校にの行かなくっていいってことで、もうおうちになんてほとんど帰らなかった。

その日は、5つ上のちょっとハイソな格好をした、お姉ちゃんのお買い物に付き合うつもりだった。いわれたとおりに地下鉄に乗って、恐る恐る地上に降り立つ。

約束の時間が来たのに、なかなかおねえは現れなかった。どうしたんだろう?そう思って待った。30分したのに、まだこない。

そのうち、道路を挟んで前でなんだかたくさんのバイクのお兄さんたちが集まってきた。

なんだか乱闘が始まってしまった。一人の男の子がみんなにぼこぼこにされていた。でもやり返さずにやられっぱなしだった。

「なんだ、こいつ、つっまんねぇの。やりかえしてこねぇし!!こんなやつ、もういらねぇよ!!」って一人の子がそう言うと、みんなもそれに賛同し、そうしてバイクにまたがって走り去っていってしまった。一人のその男の子を置き去りにして

ハルは、じぃっとそれを見ていたので、その男の子はそれにきづいき、きぃっとにらんだ表情で「おめぇ、どうせオレのことバカにしてんだろ?」って言いながらこっちに近づいてきた。

はっっ、どうしよう。そう思ったのに、こんなときに限って足がすくんでしまっていて全く動けなかった。みるみる彼は近づいてきて、そしてハルの前まで来てぴたりと止まった。そして、口を開こうとしたそのとき、

「よかったじゃん!!よかったよぉお!!あんな中から脱出できたじゃん!!よかったよぉ!!」って、自分でも信じられなかったんだけど、ハルは、大きな声でそう叫んでいた。

彼は、ハルの胸ぐらをつかもうとしていた手を元に戻して、そして力なくうなだれた。

本当はこの子は弱いんだなぁってそう思った。きっと優しい子なんだろうなぁってなんかそう思った。

「そうだなぁ。よかったのかもなぁ。それにしてもお前、勇気あるよなぁ。あんな中にいたオレによくそんな口聞けるよなぁ!!そういうやつってはじめて!!いっつもみんな怖がって話しかけてくれないし!!」って言って、今度は笑っていた。

彼がてっちゃんだった。その日から、だんだんと仲良くなって色々話すようになった。

彼が小学校のころいじめにあって不登校になっていたこと。そして日中ぶらぶらしていたら、暴走族の集団に無理やり入れられたこと。だけど、その集団でいることが妙に落ち着いてさびしさがまぎれて心地よかったこと。それで、ワルをやって鑑別所から出てきたばっかりだってこと。みんな仲間だって思ってたけど、やっぱりいつかは抜け出したいって思ってたこと。みぃんなみんな胸のうちをさらけだしてくれた。

ハルは基本的にだれとでも話す。だからてっちゃんは、ハルのことを得たいのしれない、だけど、こいつなら話しても聞いてくれそうだなぁってそう思ったらしい。

「あのさ、あの集団の一人ひとりっていうのはね、すっげーさびしがりやなんだよな。だからああやってつるんで、それで強がってるだけなんだよ。」ってそういった。

「そっかぁ。うん、うん。だってねぇ、みんなさびしがりやだもんねぇ。でもてっちゃんはもう卒業だよぉ。そうやって色々冷静に考えられるもの!!」夏の終わりにそういうことを話した。

その後ハルは元の道に戻って大学受験をがんばろうって思ったし、てっちゃんもがんばって就職するって約束した。

あれ以来8年!!かれは、立派に会社員になっていた。

「お前みたいにへんてこなやつに会ったから調子狂っちゃったんだよぉ。でもあんときさぁ、ハルに会って、それでオレがんばれたんだって思うよ。ありがとな!!」て言うので

「なぁに、それっっ()」って返した。だってちょっと照れくさかったんだ(^-^;)

なんだか不思議な気持ちだった。でも彼が元気で社会復帰していたことがとってもうれしかった。そしてハルのことを覚えていてくれて、うれしかった(´∀`ฺ)

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コメント

ハルちゃん こんばんわ
あんな人ごみの中から見つけるなんて、ハルちゃん光っていたんじゃない?
てッちゃんもハルちゃんの、強烈な個性に触れて 自分のやっている事やこれからやりたい事色々考えたんだろうね。
彼がまた暴走族になっていて逢ったんじゃなくて、良かったね~(笑)ハルチャンのおかげ?

投稿: マヤmama | 2006年6月 7日 (水) 00時04分

マヤmamaさん、おはようございまぁす(✿ฺ´∀`✿ฺ)

ふふふ♪

ハルも色々なことをてっちゃんから教えてもらって...

だからこれは「相互依存」!!

お互いが持ちつ持たれつ...

いいものを共有しあって、悪いものを外に排出できたのかも!!

ハルもてっちゃんに感謝ですよぉ(๑→‿ฺ←๑)

投稿: ハル | 2006年6月 7日 (水) 08時22分

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